eワラントとカバードワラントの関係

カバードワラントのひとつであるeワラントについての情報

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カバードワラントとeワラントの特徴、価格決定の仕組み

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カバードワラントとeワラントの特徴

eワラントは、カバードワラントのひとつである。まず、カバードワラントはどういうものなのか簡単に説明すると、「特定日(約定日)の前日まで自由に売却したり購入したりできる権利」と表現することが出来る。要するに、カバードワラントとは、実際に株や為替を売買するというものではないのである。あくまでも、決められた日に、決められた価格において「売買する権利」であるというわけである。また、カバードワラントにおいては、レバレッジ(てこ効果)が働く。

「売買する権利」であるこのカバードワラントは、実際の株や為替より安い価格にて取引することが出来る。例えば、株を買おうと思えば、本来であれば1銘柄につき何十万円という資金を用意する必要がある。しかしカバードワラントであれば、5000円くらいから始めることが出来る。

そして、最近人気を集めているeワラントというのは、このカバードワラントの中のひとつである。正確に言うと、ゴールドマンサックス社が販売しているカバードワラントの商品名である。そして、日本でカバードワラント(eワラント)を発行しているのは、実はこのゴールドマンサックス社だけである。しかし、カバードワラントを複数の会社が発行している国においては、同じ株に対し、各会社がカバードワラントを発行するといったケースもある。

ちなみに、今までのところ、アメリカ合衆国は世界で最大の経済と資本を持つ国とされているが、アメリカ国内にはカバードワラントの市場が存在しない。その大きな理由としては、オプションマーケットが普及・発達しているということ、また、アメリカの投資家たちは既に他の市場においてギアリングやレバレッジを追求していることが挙げられる。

eワラントの価格決定の仕組み

通常、カバードワラントには、配当が存在しない。少なくとも、eワラントにおいては配当がない。

つまり、eワラントには、対象原資産に対し支払われる配当金を受け取る資格がないということである。言い換えるならば、世界中の多くのカバードワラントというのは、キャピタルゲインを狙った純粋な投資ということになる。

ここで1つ、注意しなくてはならないのは、たしかに、カバードワラントに配当はないが、対象原資産から発生した配当が、カバードワラントやeワラントの価格に影響を与えるということを頭に入れておくべきだろう。一般的に、対象原資産の配当利回りが高くなるのではないかと予想されれば、eワラントのコールは下落するし、反対にeワラントのプットは上昇する。

カバードワラントの価格は、権利公使価格、原資産価格、残存期間、原資産の配当利回り、金利、予想変動率によって決まる。これらの要因が、理論的価格決定モデルに入力される。代表的なモデルのひとつとしては、ブラック・ショールズ方程式である。

eワラントなどの価格は、複雑な価格決定モデルに左右され、熟練したトレーダーでも値動きに驚くことがあるそうである。そのため、市場の値動きがeワラントの理論価格にどのような影響を与えると予測出来るかを理解する必要がある。

例えば、ゴールドマンサックスのHPでシミュレーターを利用することが出来るので、こちらでおおまかなオプション価格を計算できる。またこうした価格決定モデルは、理論価格が計算出来るだけでなく、相場の方向性についての予想なども助けてくれる。

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